基本情報
- 作品名:魔女の宅急便 4Kデジタルリマスター(IMAX上映)
- 監督:宮崎駿
- 原作:角野栄子
- 制作:スタジオジブリ
- IMAX上映開始:2026年6月19日(金)期間限定
- 通常版・Dolby Cinema上映:2026年7月3日(金)より2週間限定
- 鑑賞劇場:TOHOシネマズ 流山おおたかの森(千葉県流山市 流山おおたかの森S.C. 3F)
アクセス
つくばエクスプレス・東武アーバンパークライン「流山おおたかの森駅」直結。
IMAX with Laserで蘇った1989年の映像
ロビーに入ると、IMAXの案内ディスプレイにキキの後ろ姿のポスターが映し出されていた。コンセッションカウンターには長い列ができていて、子どもたちがポップコーンを選んでいた。平日の午後でもこの混雑ぶりは、本作の人気を改めて実感させる光景だった。
今回の上映は、スタジオジブリが監修した4Kデジタルリマスター版。IMAX with Laserの大スクリーンに映し出される映像は、空の青さも街の石畳の質感も、記憶の中にある『魔女の宅急便』とは別物に感じられた。1989年公開の作品が、こんなに精細だったのかと驚く。
子どもと観ると、全然ちがう映画になる
ひとりで観ていたころは、キキの冒険をどこか他人事として楽しんでいた。海辺の街に降り立って、ほうきで空を飛んで、少しずつ仕事を覚えていくキキの姿を、のびのびと眺めていた気がする。
子どもを連れて観ると、まるで違う。
キキがひとりで落ち込んでいるシーンで、隣の子どもがこちらを見た。「キキ、だいじょうぶかな」と小声で言う。こちらはもう、キキよりその子の顔を見ていた。
親目線で観ると、キキがうまくいかない場面でハラハラする。魔法が使えなくなって、落ち込んで、それでもなんとか立ち直っていくプロセスを、「がんばれ」と思いながら追いかける。13歳の女の子の話なのに、どこかわが子と重なってしまう。人は変わる、と思った。映画は同じでも、観る自分が変わっていた。
ポップコーンという選択
ひとりで映画を観るとき、飲食のカウンターに並ぶことはなかった。必要ないと思っていた。
子どもと来ると、「ポップコーン食べたい」がセットになる。仕方なく並びながら、バターの匂いがする袋を抱えてシアターに入ると、それはそれで悪くなかった。映画のBGMの合間に、子どものポップコーンを食べる音が聞こえる。その感じが、案外、劇場体験として豊かだった。
人は変わる。楽しみ方も変わる。

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【コラム】「魔女の宅急便」、劇場公開の今
1989年7月に公開された『魔女の宅急便』は、宮崎駿監督がプロデューサー・脚本も兼任したスタジオジブリの長編アニメーション。角野栄子の同名児童文学が原作で、13歳の魔女・キキが黒猫ジジとともに見知らぬ街で修行をはじめる物語。今回の4Kデジタルリマスター版はスタジオジブリが監修し、映像の細部まで精細化された仕上がりとなっている。IMAX上映は2026年6月19日から期間限定で実施中。7月3日からは通常版・Dolby Cinema版も全国116館に拡大上映される予定。
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